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学ぼう!新たな防火規制区域

投稿日:2023年10月30日

今月、お客様より、物件の売却依頼を受けました☺

ご依頼いただた物件の調査をすると、当該地が「新たな防火規制区域」に

該当していました。

私も本条例が施行された事は、知っていましたが、初めての取り扱いとなる為、

調査した内容を簡単にまとめました!

「新たな防火規制区域」とは?

東京都特有の防火規制区域です☆

もともと、防火地域や準防火地域などによる防火規制は全国的に実施されています。

しかし、東京都は木造住宅が密集し、災害による火災の危険性が高いとされている為、

新たな規制を設けました。

建築物の建替えや新築に合わせて、燃えにくい建物を増やすことで、地区全体の不燃性を

向上させるのが「新たな防火規制」の目的となります。

↓↓画像は、練馬区ホームページより参照

☆ポイント☆

・東京都特有の防火規制区域であること(東京都建築安全条例第7条の3の区域)

・防火地域と準防火地域の中間的な地域(準防火地域よりも規制が厳しい)

・区域内で建築物の建築を行う場合、一定の耐火性能を持つ耐火建築物または、準耐火建築物

まとめ

今回は「新たな防火規制区域」の内容を調べてみました。

調べてみると、東京都以外でも、独自の規制を設けている都道府県もあります。

ちなみに、木造建築物に係る防火規制は戦前から行われているそうです!

規制内容も過去の経験などによって、時代と共に更新されていきます。

私もお客様対応をさせていただく上で、日々、情報をアップデートしていきます☺