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建物を壊すとき
投稿日:2023年9月16日

「お住まいの建替え」や「古家付きの土地を購入した場合」など、
ご新居の建築工事に先立ち、建物の解体工事を行うことになります。
建築物の解体工事などの作業を行う時には、
あらかじめ、石綿(アスベスト)の使用の有無を調査する必要があります。
令和5年10月1日からは、
建築物(建築設備を含む)の解体・改修工事を行う際、
有資格者(建築物石綿含有建材調査者等)による事前調査の実施が
義務付けられます。
アスベストを含んだ建物を解体する際に発生した粉じんを
大量に肺に吸い込むことで、肺がんの発生リスクが高まります。
アスベストの繊維は丈夫で変化しにくい性質のため、
肺の組織内に長く滞留することとなります。
このことが原因となり、肺が繊維化したり、肺がんになったりします。
近隣の方々に、健康被害を及ぼさないためにも、
建物解体時の「アスベスト対策」は最重要事項です。